「美ヶ原高原美術館 ART泊」人によってはデメリットポイント
行くまでが大変(終盤の山道はドキドキ
美ヶ原高原は長野県のまんなかあたりの上田市、八ヶ岳中信高原国定公園の北東部に位置します。
諏訪か松本あたりで高速道路をおりてビーナスラインを楽しみつつ・・・な道ならまあまあ平和に運転して来られるんですが、他のルートや辿り着く終盤の山道は2台行き交うのがやっとな場所もあり、運転が得意じゃない方は非常にヒヤヒヤしながらのドライブになります。
えげつないカーブの連続を乗り越えたその先で、美ヶ原高原はアナタを待っています。
酔いやすい方は酔い止めを服用しておくのをおススメします。
MobiHo内が狭い
小型のキャンピングカーです。
180cm以上の方は体バッキバキになります。
我が家の大黒柱が試しに横になってみるとこんな感じ。
実際に寝るときはここにシーツを整えて完成です。
ベッドはテーブルを分解して中サイズが1つ、そしてこの上下段で2つの計3つです。
家族3人なら余裕、4人なら中サイズに2人が一緒に寝ることになるわけです。
お子さんが大きいと争いが起こりそうですね。
涼しいなんてもんじゃない
ココがスゴいにも書きましたが、夜の涼しさはハンパないです。寒いんです。MobiHo(モビホ)内はエアコンがあるので調整できますが、夜の散策や星空観察の際はしっかりめの上着が必須です。
これはしっかり準備をしていけばいいことですのでデメリットでもなんでもなかったですね
シーツの設置、片付けとチェックアウト時の清掃は宿泊者が行う
そうなんです。ちょっとした修学旅行感覚ですね。
車内には畳まれたシーツがカゴに入って置かれてますので、寝る準備をする時にシーツを自分たちで整えます。これは上下段のベッドはともかく、日中はテーブルとソファとして使っているところを分解してベッドを作るため、どっちみちシーツを敷いて準備しておくことが出来ないからでもあるんじゃないかと。
そしてチェックアウトの朝。
使用したシーツを外し、再びカゴの中へ。荷物をまとめたら、車内にある掃除機を使って清掃をします。そうそう汚れるもんでもないのでこれはそんなに大変ではないと思うんですけどね・・・
まあそんなわけで至れり尽くせりの宿泊ではないことをご承知おきください。
キャンピングカー内のガスコンロ・水道タンクは使用不可
えええーーーっと思う方もいるでしょう。ここは我が家でも正直残念ポイントでした。
「美ヶ原高原美術館ART泊」はキャンプではないんです。美術館施設内なんです。
火気厳禁なんです!電気ポットはありますよ
火気厳禁ですからね。お外でBBQとかもっての外です。ガスコンロ持参も喫煙もダメ!
じゃあ食事はどうするのってところは、皆さんの工夫次第だと思います。
火を使わないおいしいレシピもたくさんありますので、この機会に家族みんなで準備したりするものいいんじゃないかと。全員でカップラーメン食べたウチが言えた事じゃねぇですが(星空観察重視
ゴミは持ち帰り(ここはキャンプ感ありますね。大きめのゴミ袋を忘れずに持参しましょう
逆にね、ここはキャンプ感が復活しますね。
調理したゴミも、お菓子のゴミも、飲みおわったペットボトルもすべてお持ち帰りいただきます。
結構な量になるので、大きいゴミ袋を忘れずに持参した方が良いです。
周辺にコンビニ・スーパーがない
マジで無いです。
山を登る前にすべての食事と飲み物は揃えておいてください。
美術館併設の道の駅はありますので、お土産じみた食品はゲットできます。
(営業時間内にぜひどうぞ)
ルールは必ず守ってART泊を楽しんでほしい
まとめるとこの美ヶ原高原美術館 MobiHo(モビホ)でART泊。
解放感と不便を楽しむ宿泊体験、といったところでしょうか。
MobiHo(モビホ)ART泊、めったに経験することのない、本当に楽しい旅でした。
ぜひまたリピートしたいし、長く続いて欲しいです。
美術館の施設の中でお泊りが出来るというなかなか出来ない体験ができる事に感謝し、ルールを守って利用してほしいです。MobiHoは大切に
誰かがルールを守らなかったら、ART泊自体も無くなってしまう可能性だってあるので・・・
貸し切り体験を純粋に楽しみましょう!
この「美ヶ原高原美術館 ART泊」
・息子サバ助が天体沼にドップリなので星空観察したい
・キャンピングカーに泊まってみたい
・雲海見たい
・美術館貸し切りとかあがりまくりマクリスティー
と、我が家にどストライクしかない内容でした。
狭いキャンピングカーでのカップラーメンが、意外と思い出になるもんです。
今回は極力人混みを避ける旅でしたので、道中の食事もその地域のおいしそうなテイクアウトを活用し、公園や自然の中で食べました。
行くまでが大変な美ヶ原高原ですが、本当に素敵なところです。
食事や飲み物など準備万端で臨めば、人混みを避けつつ大自然を満喫する旅が出来ますよ。
MobiHo(モビホ)についての情報が乏しく、我が家はドキドキしながらの出発でした。
これからMobiHoに泊まろうと検討している誰かのお役に立てたら嬉しいです。
我が家の忘れられない体験になりました!
皆様もよかったらぜひ、サバでした。